DC モーターをパルスでドライブして超低速で回転させます その2

上がQ1 2SA1015 のドライブ信号でLow でモータ電源が入ります。下はRs=10 Ωで計測したモータ電流波形。10 Ωで820mV だからピークで≒80mA 程が流れています。

Q2 2SC1815 でパルスOFF 時に発生する逆起電力のエネルギーをモータに逆流させて回転を停止させています。駆動パルス電流は120mA、逆電流がピークで40mA 程流れています。このQ2 のベース信号を取り除くと無負荷ではモータは惰性で回転をはじめます。

画像からは判り辛いと思いますがインシュロックのばね性を利用してモータシャフトに軽く「負荷」を掛けて撮影しています。「バルス周期」と「パルス幅」を上手く調節すると色々な低速回転が可能です。が・・・一パルスでの回転角は負荷によって大きく変わります。実際に使う場合は負荷の程度によってVR の調整が必要です。

基本パルスはシュミットを使って簡単に生成。周波数は0.5Hz 〜20Hz もあれば良いでしょう。モータドライブパルスはこれも簡単にディレー回路で生成。このパルスをQ1 でモータをドライブしQ2 で逆起電力を吸収します。500K-VR は周期、50K-VR はドライブパルス幅を調節します。




左に見えるセンサは未使用
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電子回路(63) DC モータコントロール回路2 (超低速パルスドライブ)
Schematic


LE-11394

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Waveform1
Note1
Waveform2
Note2
Movie 高速回転から超低速まで周期を落として・・・
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Motor Top
Cir Top
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